【14代目引退ブログ】修羅
こんにちは。修羅です。
この度斬桐舞から引退するということでこのような文章を書かせていただきます。拙い文章にはなりますが読んでいただけると幸いです。
まず僕が斬桐舞に入舞したのは1年生の11月(2020年11月)でした。入舞当初はオンラインでの練習がメインで踊りを覚えることに必死になっていたため本番をイメージして練習することができずに本腰を入れて活動できていませんでした。そんな時に双碧の2部特殊をうなしーさんから教わりました。その時にこれまでしてきたパンピの踊りの指導も丁寧にしていただき、自分が踊りだと思ってしていたものは手続き的な運動であって、お客様に見せることのできるレベルではないということを痛感しました。そこから演舞としてお客様に見せるために最低限気を付けなければならないことを意識するようになり、自然と斬桐舞の活動にも本腰を入れるようになりました。先輩方に自分の踊りを何度も見ていただいて指導していただいたり、自分の意見をぶつけて議論していただいたりしたのが僕の成長につながっているのだと思います。うなしーさんを筆頭とした先輩方には感謝しかありません。ありがとうございました。そんな先輩方が引退されて自分たちの代である14代目が始まった当初は個人的には不安要素が多くありました。また、自分がスタッフではない分、僕個人が斬桐舞全体に対して与えられるインパクトというのがあまりにも小さいことに不甲斐なさも覚えていました。それでも14代目斬桐舞としての活動を重ねていくことで不安も払拭されていき、純粋に活動を楽しむことができました。14代目斬桐舞がこれまで守られてきた斬桐舞を維持・成長させて我々の引退を迎えることができたのも14代目舞長であるトゥリーをはじめとした14代目スタッフ、一緒に活動してくれた同期や先輩方、後輩たち、社会人さん方のおかげです。皆さんありがとうございました。さらに僕個人にとっては、踊るだけでなく口上もやらせていただいたことが大きな転機となりました。13代目のラスト演舞で口上をさせていただいたとき、思い描いたような演舞にすることができず、自分がその演舞全体の価値を下げてしまったように感じました。このような経験から、どのような役割の演者であってもただ演舞をするだけでなくお客様に楽しんでいただけるような演舞にしなければならないと感じました。お客様に楽しんでいただけるような演舞を体現・表現するのは容易なことではありませんが、演舞経験とともに徐々にできるようになってきたのかなと思っています。
このように、一サークルとしてただ楽しく活動するだけではなく人間的にも成長できる場である斬桐舞に所属させていただけているということに感謝しております。本当にありがとうございました。
長くなってしまいましたが、これからも斬桐舞は続いていきます。僕自身は今後もできる限り斬桐舞に関わらせていただこうと思っておりますので、今後とも修羅を、斬桐舞をよろしくお願いいたします。
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