【14代目引退ブログ】 にる

 

こんにちは!エリザベス・F・ドラグニルこと、にるです。

はこれが初めてのブログです。入舞した際の自己紹介ブログでは、載せる写真が見つからないという理由で書いていませんでした。拙い文章ですがお付き合いいただけると嬉しいです!

 

私が斬桐舞に入舞したのは1年生の11月頃でした。大分遅い時期で、入ってすぐに忘年会が開催されたのを覚えています。ここまで遅くなってしまったのは皆さんの想像通り感染症が原因です。

 

高校3年次にオープンキャンパスに来た時からこの大学に入ることにずっと憧れを持っていました。ここでの大学生活を思い描き、それを励みに受験勉強に取り組み、無事合格することが出来ました。

しかし念願かなってつくばに来た時にはすでに感染症が流行しており、入学式もなく、友人も作れず、楽しみにしていた授業もオンラインで行われ、土曜授業に追われ、残った課題の消費に休日が潰れ、毎日追い付くことに必死でした。「きっと収束するはずだから信じて頑張りましょう」「楽しいキャンパスライフを一緒に送りましょう」という善意の言葉に対しても素直に受け取れず、忙しいだけで何も前進のない日々に対して、大学生という貴重な時間を犠牲にしている無力感と悔しさと苛立ちで不安定な日が続きました。そこからしばらく何に対しても気力が湧かず、学校のイベントにも新歓にも参加しませんでした。

 

そんな時、たまたま開いたTwitterで流れてきたのが斬桐舞の先輩方が踊っている南中ソーランの動画です。カメラに向けて踊っているはずなのに、本当に私たちが前にいるように楽しそうに踊る姿を見て、勇気を出して見学に行きたいという旨のDMを送りました。

そこから入舞するまではすぐでした。入舞して大学で初めての友人ができ、暖かい先輩方や社会人さん、後輩たちに囲まれて沢山の思い出が出来ました。ここまで完全に進研ゼミのマンガみたいな展開だなと思って書いていますけれど本当です。携帯に「大学」という名前の写真のフォルダーを作っていますが、中はほとんど斬桐舞の写真で溢れています。

 

私は斬桐舞に入って後悔したことはありません。勿論大変なことはありましたが、振り返ってみるとどれも斬桐舞に入ったことを後悔するまでには至らなかったです。それほどここに身を置いていることが私にとって当たり前で暖かい場所でした。斬桐以外の団体に所属している自分が想像できないのですが、1度斬桐舞を知ってしまったら入らない選択肢を取ることは自分にとってずっと心残りになっていただろうなと思います。実際、そんな気がして入ることを決めました。

 

以前載せる写真が見つからないという理由でブログを書きませんでしたが、今はどれを載せようか迷う程沢山の思い出ができました。最初で最後のブログは大好きな同期たちとの写真を選びました。ここまで見てくださって本当にありがとうございます。関わって下さった多くの方々に感謝を送るとともに、斬桐舞を選んだ過去の自分にも改めて感謝したいと思います。短い間でしたがありがとうございました。






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