【14代目引退ブログ】 ランラン

 ブログを開いて頂きありがとうございます。

 

フランスランスこと、ランランです。

気が付いたら引退の季節になっていました。

さみしい気持ちもありますが、

ここではキリキリライフを振り返っていきたいと思います。

 

 

私が斬桐舞に入ったのは、コロナ禍真っ只中の2020年5月でした。

YouTube新歓で、楽しく話す先輩が印象的で入ることに決めました。

入舞したといっても、体育館に行くわけではありません。

 

アパートの空き部屋をつくばに残し、

実家の狭い部屋で、zoom越しに振りを教えてもらいました。

今なら10分で覚えられそうな宴天華も、1時間くらいかけて、、

それでもよくわからないまま、オンライン祭りのための動画を提出していました。

 

そんな中、同期と仲良くなりたいと思って、zoomを始めました。

オンライン授業ばかりの春学期。

人と話せることが嬉しくて、

毎週みんなでzoomを開いて話したり、人狼したりしていました。

 

そして、10月。

少し緊張しながら、天久保公園で初めてみんなに会いました。

「あっこの人こんなに背高かったんだ」とか

「先輩名前覚えてくれてるんだ」とか

いろんな感情があふれながら、よさこいを踊りました。

その時初めて、よさこいの踊りを知ることができた気がします。

 

その後も、オンラインの生活は続き、

1年生の時はほとんどがオンライン練習となりました。

みんな本当は集まって踊りたいはず。

それでも、その気持ちを抑えて、

先輩方はオンライン練習を毎回盛り上げてくれました。

集まれなくても、少し大変でも、楽しく踊ろうよ。

そんな先輩の気持ちの暖かさが、とっても好きでした。

 

そして、たまに再開する対面練習で顔を合わせると、一緒に踊ると、

やっぱりすごく楽しかったです。

 

 

2年生になる時、私は新歓隊長を任されました。

こんなに素敵なサークル。一回知ったらぜったい入りたくなる。

いろんな人に知ってほしい。

その気持ちで、新2年みんなで協力しながら、怒涛の4月を過ごしました。

 

そうして入ってきてくれた今の2年生を見ると、

みんな素敵な後輩が入ってきてくれたんだなと嬉しくなります。

1年生も2年生も、斬桐舞を選んでくれてありがとう。

 

そして、練習を重ねる中、10月になると初めて人前で踊る機会が巡ってきました。

「祭りゆうき」です。

動画で踊ったことはあったけど、人前で踊るのは初めて。

しかも6回⁉

そんなに体力持つのかな。

 

緊張と不安で迎えたその日、祭りゆうきは踊れる嬉しさを表すかのような晴天でした。

初めて人前で踊ったあの瞬間。

本当に本当に、嬉しかったです。

よさこいの醍醐味ってこういうことなんだと、2年生後半でやっと知ることができました。

「君に幸あれ。」

この言葉を目の前の人に届けられる嬉しさがあふれて、忘れられない1日になりました。

 

そして、そんな嬉しさもつかの間。

ドリよさで先輩の引退演舞を迎えました。

レインボーブリッジをバックに、先輩の背中を見ながら踊ったドリよさ。

寂しい気持ちもありましたが、全力で踊る先輩は、最高にかっこよかったです。

 

 

そして、私たちの代になりました。

悲しむ間もなく、新曲作成が始まりました。

 

衣装班になった私は、特にデザインができるわけでもなく、

毎回口を出すことしかできませんでしたが、

センス抜群のデザインチームや、それぞれの感性が相まって、

素敵な衣装が出来ました。

 

桐の葉マークも、アシメデザインも、

とってもお気に入りです。

 

 

4月。

お披露目会で初めて紫瀑を披露しました。

テンポの良いリズムに乗って、オリジナル曲っていいな~と思いながら踊りました。

 

そして、かわいい新入生が入ってきてすぐ、札幌の時期となりました。

初めて踊る大きなお祭り。

色々な団体がいて、都会のど真ん中で踊るお祭り。

すごいなと圧倒されながら、札幌の地を噛みしめて踊りました。

 

札幌は、踊りも楽しかったですが、学年・学生関係なく、

色々な人と沢山話せたことも嬉しかったです。

札幌駅の長い地下通路を移動中、いつもは聞けない話を聞いたり、

何食べたの~?って札幌グルメの共有したり、、

話を聞くと行きたくなって、気づけばみんな同じようなお店に行ってました。

 

そして夏、コロナ禍がぶり返し、数々のお祭りが中止となりました。

兼サーしているサークルが忙しくなり、インターンもあって、

2か月お休みしてしまいました。

 

2か月振りに行った練習。

忘れちゃってるかも、と焦る気持ちでいっぱいでしたが、

斬桐舞のみんなの暖かい雰囲気が、自然と笑顔にさせてくれました。

やっぱ素敵なとこだなと感じながら、踊る楽しさを思い出しました。

 

そして、10月。

怒涛のお祭り続き。

その中でも、1年ぶりに行った祭りゆうきは、本当に楽しかったです。

念願の声出しも再開し、憧れUKTが言えるようになりました。

 

気が付けば、

11月のドリよさで、もう引退です。

早いですね。

最後の引退まで走り抜けたいと思います。

 

 

ここで、スタッフのみんなに言葉を送らせてください。

 

去年の11月は、先輩が抜けて、執行代の引継ぎをしながら、

新曲の制作を同時並行で進めなくてはいけない時期でした。

そんな大変な状況下でみんなを先導してくれたのが、「スタッフ」です。

特に、同期スタッフのトゥリー・ちょな・ライド・みこさま・かにぞうの5人には、

感謝してもしきれません。

 

毎回の練習内容を考えながら、お祭りの手続きもし、Fを考えて、お金の管理も、、

きっと、もっといっぱいあります。

 

毎回練習に行けば当たり前にある環境も、伝助を登録すれば参加できるお祭りも、

スタッフのみんなの見えない努力があったから。

 

本当に本当にありがとう。

 

 

 

この3年間。

色々な思い出があり、振り返っていたら、こんなに長くなってしまいました。

読んでくれた方、ありがとうございます。

 

振り返ると、私にとって斬桐舞は、

つらいことがあった時も、嫌なことをふっとばしてくれるところでした。

 

私は、斬桐舞の他に、2つのサークルを掛け持ちしています。

どれも同じ熱量でやっていて、正直大変でした。

顔に出やすいタイプなので、「顔しんでるね」ってよく修羅に言われます。

 

でも、

どんなに疲れてても、踊ると楽しくなって、

悩んでいたことも、へこんでいたことも、

まあどうにかなるかと思えてきます。

 

踊りって不思議ですね。

よさこいだからかも、斬桐舞だからかもしれません。

素敵な先輩、楽しい同期、かわいい後輩。

みんなだいすきです。

 

だから、

引退はさみしいです。

 

でも、

最後の演舞は、「笑顔」で踊りきりたいです。

 

 

ランラン




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