17代目スタッフ紹介 みすみ
17 代目副舞長になりました、みすみです。
一年間、長いようで短い気もしていますがよろしくお願いします。
実は副部長の中でも演出担当(従来の言い方だと振り班長)的な立ち位置になのでそれに対
する思いは後半にだらだらと、前半は17代目全般について話させていただきたいと思いま
す。
個人的な17代目としての目標は「次につなげる」です。
一年間スタッフとして活動してきて、自分たちだけじゃ今の斬桐舞はつくれないし続ける
こともできないなと思いました。小さな祭り一つ出るにしても、運営・演出チーム外の方
たちとの関係などなど引き継がれてきたノウハウみたいなものがあって…。日々の練習か
ら祭りにいたるまで斬桐舞が17代続いてきたことの歴史を感じることができました。それ
と同時に、この「歴史」って伝えていかないとすぐにきえてしまうものだとも感じました。
16 代つないできた歴史に17代目でちょっとだけでも深みを増して18代目に渡せるように
頑張っていきたいなと思っています。
あとは楽しくやりたいです。意外とこだわりつよいので練習中とかバシバシ本音を言う可
能性ありますが、逆に言えば褒めた時は本心なのでよろこんでください。平和主義なので。
楽しむのが一番。
Ps じゃんじゃんとはケンカしないように頑張ります!!! 仲良し!
さてだらだら後半書きます。17 代目としてはそこまで不安あんまないんですけど、演出担
当(以下便宜上振り班長って書きます)としては不安ありまくりです。こっちもここ一年と
仕事内容変わらないはずなんですけどね。思っていることだらだら書くので暇で興味ある
人だけみればいいかなーくらいです。
書いてからだいぶたつのでいろいろ時系列的に違和感あるところあると思いますがご了承
ください。代替わり直前の心情なのでちょっと初々しい感じです(恥ずかしい)。
目次
八月分
九月分
十月分
十一月分
十二月分
二月分
さいごに
の6本立てです!!
八月分編
この文章どまつり終わりに書いてるんですが、強いチームって本当につよい。チームの金
銭面(小道具・衣装)や人数を差し引いても。別に賞どうこうってわけではないですが、1年
であのレベルにまで持っていける気がしません。宝常おわっちゃうよ。
各個人の踊りのレベルはもちろんですが、曲内の構成、振り、雰囲気作りどれも一流です。
ああいうチームの演出担当の人はどんなチームで指揮とっても、たとえ初心者しかいない
チームでもたぶん結果のこせるんだろうなーと。
私は宝常の初期から F や振りなど諸々携わって、2 年生ながら好き勝手させてもらってた
のでそこそこ自分のやりたい宝常像に寄せてっていたわけですが、ここまで演出担当の力
量の差を見せつけられるとどーすりゃいいの??って気持ちになったりならなかったり。
こんなに弱音を吐いてますが、斬桐舞らしさを生かす。これが一番大事なのはわかってい
るつもりです。私自身そんなに踊りうまくないので、17 代目振り班長は頭脳系です。歴代
おどりめちゃくちゃうまい人が振り班長やってましたが、こんなのがなっていいんでしょ
うか(まぁええか)。いつもの踊りでチームを引っ張る系振り班はとめとでぃなにお任せし
てあるので私は今まで通りF練中に前で座りながら口でもうごかしとこうかな。
唐突ですがあんまり賞について話す機会がないので私の考えをここで書いときます。
(※先日出した振り班よりの声明とほぼ一緒!)
振り班でリメイクなど振りや構成を変えるときに付きまとう問題、「賞」。
狙ってんの?狙ってないの?何のために変えてるの?って思いませんか。
変えてるってことは賞狙ってるんだろ!って思われそうだし、それが賞に関係する演舞で
踊り子にとってプレッシャーになってしまっているのを感じています。(思い込みならすみ
ません…)
演舞をよりよくするのに理由が必要かいなっ!てそんな意見一蹴したい気もしますが…。
そんな建前はいったん置いときまして。わがままな理由と結構マジな理由の 2 つ紹介しま
す。
(念のため言っておきますが17代目の方針は賞取れたらいいけど、狙っているわけではな
いし楽しさ重視、って感じです。)
一つ目、わがままな理由。
そりゃ、賞がほしいからです。自分たちが頑張った証拠になるし、思い出にもなるし、演
舞回数も増えるし。人から自分たちが作ったものを認められるってうれしーもんです。か
っこいいし。自己満足ってのもあるかな。よく言われますが振り班なんてエゴの塊ですか
ら。
二つ目、割とマジな方の理由。
いつでも「賞」を目指せる状態にしておくため。
17 代目的には賞を取ると明言はしてませんが、踊り子の皆さんが取りたい!うまくなりた
い!と思うのは自由です。むしろ歓迎。やっぱかっこよく踊れた方が楽しいよ。
頑張るには、目標が欲しいと思います。そのための「賞」。踊りを頑張る人たちの目指すも
のとして、モチベーションアップとして振り班は賞を目指す目指さない関係なく賞を狙う
姿勢は続けたいと考えてます。振り班が動かなくなって踊り子たちがいくら頑張っても賞
に届かないなんて悔しすぎる。そのためにより良い演舞にできるよう変え続けます。
また、一番初めに私の目標は「次につなげる」って書きましたが、振り班って結構ノウハ
ウ大事で。よりよい演舞にするには積み重ねが大事です。どんなチームでも最初から完璧
な演舞ができるところはありません。ここがだめだ、何か足りないと考えぬいて曲が成長
していきます。だからこそ変えることをやめると次につながらないんです。もし18代目が
賞を全面的に狙っていくという方針にしたとき、今までのノウハウがないと厳しい(あるい
は振り班が死ぬ気で時間を費やす)かなと。
今いる人たちのためにも、後輩たちのためにもその時点その時点での最高の宝常を作るこ
とが大事だと思っています。皆様にはご迷惑おかけします。申し訳ないなとは思っていま
すが謝りません!!(笑)
九月編
こいやファイナル見終わりました。どまつりと違って学生チームが多かったからかな、全
然受け取り方が違いました。
斬桐舞も半分学生チームみたいなものですから、やっぱ本格的に参考にしようとなると学
生チームが手っ取り早くて。温度感、人数、規模、金銭などちょいちょい違うところもあ
りますが似てるところが多いです。でも演舞を見ると何がこんなにちがうんかなーと思っ
てしまいます。構成は似てるというかいわゆる起承転結、最後は元気にうおーーって感じ
で。THE・学生チームっぽい感じなんですが、何か違う。ツイッターとかで褒められてた
りするんですが(細かいところにも感動できる感性を持つよさこいファンの方すごいです)、
こだわりすごいなーとか、ほかの学生チームの練習風景みてすごいなとか。斬桐舞には斬
桐舞の良さがあるのはわかってるんですけど焦りますね…。
こだわりってエゴだから、そこまでしていいのかなと。
私が目にしてた2代の振り班はそこまでエゴを突き通す方じゃなかったと思っているので
(通すとしても申し訳ないが先に来る)私もそうするべきと思ってましたが、最近はもうち
ょっと自我を通してもいいのかなと思い始めてきました。みんなをなめすぎてたというか
信用しきれていなかったというか。自分が自我を通しすぎたらついてきてくれなくなるか
もって思ってたけど、そんなことないかも、みんなもうまくなりたい、いい演舞をしたい
って思ってるよなって感じてきました。
1年そこそこ本気に振り班として仕事をしてきて7割くらい満足できる演舞が出来上がっ
たけどほかの人が見てこだわりを感じ取れるほどこだわった部分ってあったかなーって。
自分だけじゃなくて振り班全体としても。一人じゃこだわりを作れるほど詰めれないから、
振り班みんなでつくらないとなって思います。
ただ、振りを変えるなり、F 変えるなりそろそろマジで難しいゾーンはいりました。正解
がないからこそ、変えた後がよくなるとは限らない。ここ1年で、10人みて10人がい
いなと思える変更はほぼやり切ったと思ってます(そうはいってもそのうちアイディアがで
てくるんだけども)。
ここからは自分の感覚とチームの雰囲気に合わせて変えてくしかない繊細な作業になりそ
うです。失敗も経験だとわかってるけど、怖いです。1年かけて育て上げてきた感覚が信
じられなくなったり。17代目の現役の中で演舞に対しての嗅覚や感覚は育ててきた方だ
と思うんですが、ほかの人に否定されたり、変えた後に自分のイメージと違うと自信なく
すちゃったりして…。臆病にならないこと、とても大切。
みんなの口から賞をめざしたい。目指してるって自然と出るのが目標なのでそのためには
エゴを通すのがひつようなのかなって思ってます。
やるからには隅々までこだわりたいなあ。踊り子の振りだけじゃなくて旗とか口上とか。
演舞の構成要素って踊り子だけじゃないから。隅々までみたいな。
10 月追記分
振り班長になるって決まってからなにやろうかなーといろいろ考えてたんですが、やりた
いことたくさん出てきた!やれるやれないにかかわらずアイディアがたくさんあると楽しい
です。よさこい関係なくいろいろなことが演舞に還元できる気がして。
一年後の宝常が楽しみです。
それはそうと結構斬桐舞内で改革したいことが増えてきました。いまは楽しむ重視のチー
ムですけどいつ審査を目指すチームになっても対応できるように。(17代目中はずっと楽し
む重視です!)結局何もしないかもだけど、お楽しみにー!
11 月追記分
引退式も終わり、スタッフお披露目でみんなの意気込みもきいてようやく執行代の自覚が
出てきました。なんやかんや16代目の人たちが好きだったなーと思ったり。
さて、この文章を書いているのは一回目の F 練が終わった後くらいなんですが、今年の全
体の運営方針をどうしようかなーと考えてました。変わるかもしれませんが、現時点での
考えを書いておきます。
おそらくこの代は15、16代目より厳しくなる代です。
緩いままでもいいとは思うのですが、このチームを次のステップに行かせるためには厳し
さが必要だと考えてます。というか、緩いままチームをうまくさせる方法に自信がないだ
けなんですが…。
厳しくするのは賛成意見もあると思いますがどちらかというと反対意見というかリスクを
感じている人のほうが多いのかなと感じてます。
個人として、緩いのはメリットはあってもデメリットは演舞をするだけならあまりありま
せん。だって基本何しても許されるから。対して、厳しいのはこれまでのようにすると注
意されたり直されたりしないといけない部分もあると思います。
斬桐舞から嫌われるというリスクもありますが、今年度は厳しくやるという方針をとると
思います。このまま緩くいくと斬桐舞という団体が緩いだけのサークルになってしまうと
考えているので。戻すならいましかない。
逆に言えばここ二年かけて作り上げたこの楽しい、仲良しの斬桐舞という土台があるから
こそ多少厳しくしても斬桐舞らしさが崩れない、新たに強い斬桐舞へステップアップでき
る段階なのだと思っています。
前の代の運営方針が嫌だったとか、不満があったとかではありません。前代、前々代がい
たからこそこの方針でF練等々していこうかなという感じです。
私の口悪いから心配している先輩たちも多い気がしていますがこれが17代目振り班長とし
ての考えで、厳しくすることが17代目の仕事であり、これが一年後には17代目の色とな
り斬桐舞のチームに新たな色を追加してくれると信じています。
12 月編
サクラタウンも終わりようやくひと段落しました。
12 月まで書くつもりなかったんですが…(威圧感)
皆さんどうだったでしょうか。代替わり早々詰め込みすぐな F 練、F 練のやり方変更など
大変な点がたくさんあったかなと思いますがついてきてくださりありがとうございました。
感想ですが、まあまだ改善点たくさんあるね!!
やることいっぱいです。やりきれるのか逆に不安になってきました。
また、振り班だけの力じゃ斬桐舞全体の演舞の質は上がらないと痛感した二か月でもあり
ました。もっと自分の含め踊りの質を上げないとなと。みんな自身も頑張ってほしいし、
みんながうまくなれるように教え方、練習法も考えていきたいと思ってます。(教職の授業
みたいやな)
二月分
ここから本当に出す直前に書いたやつです!
なんかブログじゃなくて日記みたいですね。活動報告書かな。
数か月にわたってだらだらだらだら書いてますが、今のメンタル的には楽しいです!
こんな数か月にわたって日記を書いたおかげか案外いまのところうまく運営できているき
がします。
振り入れはやい!のみこみはやい!と驚きつつ斬桐舞のポテンシャルにびっくりしていま
す。この人たちでどんな四分間をどのように表現できるか、わくわくです。
ここから約半年、祭り続きの忙しい日々がやってきます。(大変だ!!!!!)
皆で元気に走り抜けれるよう頑張りましょう!(うおおおおおお)
さて、17代目のみんなに向けて何も書いてないなと思ったのでかきます!
まずとめとでぃなへ。
17 代目の振り班が始まって4か月くらいかな。めちゃ助かってます。自分じゃできないこ
とも二人がいれば実現してくれる気がして心強いです。
けど、二人のやりたいことができてるか不安です。やりたいこととかやってみたいことあ
ったら言ってね。三人で宝常を作り上げられたらうれしい!
ゆりちゃんへ
なんかあったらすぐ頼ってね。なんやかんやゆりちゃんに仕事が集中しそうでゆりちゃん
親衛隊No.1として心配です。一年頑張ろうね。
男どもへ
声、出してけ。
2 年生全員へ
最高の一年にしよう
以上です。
最後に
振り班関係が長いですね。
最後になりますが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
最高の「宝常」をつくるために皆さんのご協力よろしくお願いします。
一年間私たち振り班の考える「宝常」についてきていただけると嬉しいです。
17代目副舞長 みすみ
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