17代目スタッフ紹介 るな(web担当)

 17代目スタッフ兼web担当のるなです。

スタッフとしてまだ未熟者ですので、自分のできる仕事をしっかり行い、来年度の執行代へ向けて成長していきたいと考えています。

今年はweb担当として、外部へ適切な発信ができるよう心掛けていきたいのでどうぞよろしくお願いします。








 ところで、私は斬桐舞でスタッフ、しかもWeb担当という大切な役職をいただいていますが、実は、斬桐舞の中でも1、2を争うほど踊りが苦手です。演舞が終わった後、必ずYouTubeに上がった動画を確認するのですが、自分だけ明らかに浮いていて、本当に申し訳ない気持ちになります。

 でも、そんな自分にも「旗」という天職に出会うことができました。旗は、筋肉質な自分の体にぴったりだし、脚力を活かして大技を決めることもできる。そして何より、とにかくかっこいい。先輩旗士の皆さんにはまだ遠く及びませんが、少しでも近づけるよう、日々練習を積み重ねています。いつか「斬桐で一番上手い旗士」と呼ばれることを目指して、これからも挑戦し続けたいです。

 そんな旗の練習を通じて感じたのは、「よさこい」というものは、桜の花とすごく似ているということです。私は桜が好きです。もちろんその美しい色も好きですが、それ以上に、短い期間だけ満開になって、すぐに散ってしまう儚さが好きです。桜は一年中咲いているわけではありません。でもだからこそ、その一瞬の美しさが心に残る。

 よさこいも同じだと思います。たった4分間の演舞のために、何か月もかけて練習を重ねる。普段の私たちは決して「美しい」姿ばかりではありません。失敗して悔しい思いをしたり、思うように踊れず落ち込んだり。でも、それでもみんなで支え合って、一つの舞台に向かって努力を続けています。そして、やっと迎える本番、その4分間だけは全力で、満開の桜のように咲き誇る。

 そんな4分間を「かっこいい」「感動した」と言ってくれるお客さんがいるからこそ、どれだけ踊りが苦手でも、自分にできることで貢献したいと思えます。斬桐舞は、たとえ踊りが苦手でも、自分の「好き」や「得意」を見つけて輝ける場所です。誰もが活躍できるサークルだからこそ、私も旗士として、そしてスタッフとして、この大切な場所を守り、次の世代に繋いでいきたいと思っています。

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