[15代目引退ブログ!] さくら

 こんにちは!さくらです。


さくらと呼ばれ始めてから2年半が経ちました。自分でも本名かと錯覚するほど馴染んでしまって、愛着が湧いています。


長々と斬桐舞への感情を綴っていきますので、どうぞお付き合いください。




◎2年半の重みの話


この2年半は、濃すぎるくらい濃かったけど、時間が過ぎるのが本当に早かったです。


1年生の時の引退式では、3年生が届かないほど大きな存在に思えました。醸し出す雰囲気や紡がれる想いに、3年活動してやっと携えられる重みが感じられたのを覚えています。


当時、まだお祭りに出たこともなく、同期とも完全に打ち解けていない状態でした。2年後、自分もその重みを持ち得るのか、想像し難かったです。引退までの道のりは途方もなく遠いと思っていました。


でも、あっという間に引退です。


気がついたら、あの日の3年生と同じ立場になっていました。

重みを持てたのかというと、結構、持てた実感があります。


遠いと思っていた引退はすぐに訪れたけど、ただ時間が過ぎたわけじゃなくて、ひとつひとつ踏みしめて過ごしていった感覚があるからです。


実は、去年のどりよさから、引退までのカウントダウンを始めていました。

あと何回お祭りに出れるだろうか、練習に行けるだろうか、みんなと集まれるだろうかと考えながら、活動していました。


少しでも長く練習場に居たくて最後まで居残ったり、練習だけのために往復4時間かけて通ったり、お祭り練習遊びなど出れるものは全て出たりしました。


そんなこんなで後悔のない関わり方ができて、その分の重みを持てたんじゃないかな、と思うわけです。




◎大学生活を捧げた話


冗談ではなく、大学生活の大半を斬桐舞に捧げました。サークルを中心に予定を組み、時間が空けば自主練をして、遊びに行くのも、ご飯を食べるのも、家に集まるのも、おふざけするのも、ほとんどが斬桐舞の部員とでした。


芸専の友人たちに、またきりきり?と呆れられながらも、全力で斬桐舞に関わってきました。


私にとって、斬桐舞が青春です。写真、動画、思い出が、全部きらきらしてます。




◎入舞を決めた時の話


入舞を即決した新入生の自分、大正解です。活動内容も、仲間も、これ以上ないくらいに最高でした。


入学が決まってから、Twitterでサークルを探していました。


絶対にダンスをやりたかったので、ジャズとかヒップホップできるサークルないかなーと探していたところ、偶然斬桐舞を見つけました。


その時、気持ちが動いたのを覚えています。


ジャズをやりたかった自分はどこかに飛んでゆき、斬桐舞しかないと、直感が言っていました。


後から聞けば、一目惚れで入部を即決した部員が、先輩同期後輩関わらず一定数いるようです。

大切にしたいことが似ている人々が集まるのかな、なんて思っています。

だからこそ、こんなにもあったかいサークルができているのかもしれません。




◎サードプレイスの話


そんな出会いを経て、今では斬桐舞を構成する1人となりました。


「サードプレイス」とは、「斬桐舞が第3の居場所となるように」と先輩が掲げていた言葉です。


私にとって斬桐舞は、すっかりサードプレイスとなりました。


一年生の初めは、輪になって体操する時、そわそわとした気持ちでいました。斬桐舞という新しい居場所が与えられて、慣れない気持ちでいたように記憶しています。


次第に輪の中にいるのが普通になって、斬桐舞の一員だと迷うことなく言えるようになりました。


斬桐舞は、これ以上ないくらいぴったりとはまっていると思える居場所です。そんな居場所ができたことを幸せに思います。


引退して何年経っても、私の居場所として変わらず在る気がします。




◎15代目の話


そしてやっぱり、一番思い入れが強いのは15代目斬桐舞です。



この代を運営してくれたスタッフへ。


代初めの頃、不安がっていたことが印象的です。でも今、こんなにも15代目の色が出るようになりました。15代目斬桐舞について考え抜いて、やりたいことを端から全て実現して、15代目の形を作り上げてくれました。本当にかっこいいです。最高だ、と思える活動ができたのは、スタッフのおかげだと思っています。ありがとう。



同期の皆へ。


はなかっぱしたり、旅行行ったり、ジャンクパーティーしたり、楽しい記憶を作ってくれてありがとう。3年ずの輪を保ち続けてくれたことに感謝しています。大学生活の思い出のほとんどに同期がいて、これからもいる予定です。大好きよ、よろしくね。



引退ということで、15代目の色が終わるのは正直さみしいです。でも、15代目という確固たる代の形を刻めたことに、満たされた気持ちでいます。




ーーー


「斬桐舞はみんないい人」とよく言いますが、活動の節々で実感してしてきました。


斬桐舞の一員で在れて嬉しいです!


2年半の間、あたたかく受け入れてくださり、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。



さくら





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