[15代目引退ブログ!] きゅー
きゅーです!ハワイでの1年間の交換留学を終え、斬桐舞に戻ってきました。
入舞当初から先輩方に「きゅーちゃん!」と呼ばれて可愛がってもらっていましたが、いつの間にか「きゅーさん!」と呼ばれる事が多くなり、早いもので気が付けばもう引退の時期みたいです。
長くなりそうですがお付き合いいただけると幸いです。
私が斬桐舞と出会ったのは高校2年生の秋でした。高校への通学電車で偶然、私のYouTubeのおすすめに2019年よさこい光が丘で披露された斬桐舞のオリジナル曲、宴天華の動画が流れてきました。よさこいがどんな踊りかも当時はよく知らなかったので何故おすすめに上がってきたのかは謎ですが、今思えばこれも何かの巡り合わせだと感じます。
好奇心でその動画を再生すると、この楽しそうに踊る素敵な踊り子たちに私は心を大きく動かされ、見事に一目惚れしました。この動画は今でも本当に大好きで、「総再生回数のうち何割くらい私なんだろう?」なんてたまに考えます笑
筑波大学に合格して斬桐舞の新歓に行けるってなった時は飛び上がるくらい嬉しかったです。実際に新歓でお披露目会に行った際も動画で観た通りの本当に素敵な団体だと実感しました。もちろん、入舞を即決しましたし、その決断を後悔した事は一度もありません!!!
しかし、斬桐舞が大好きだからこそ、入舞後に様々な感情の変化がありました。
私は大学に入学して、サークル以外にも頑張りたい事が留学を初めとして数え切れないくらいありました。1年生の最初の方はなんとか両立できていたものの、秋くらいからそれが厳しくなり定期的に斬桐舞に顔を出すのが難しくなりました。
せっかく高校生の時から憧れて入舞できたからには色んなパートの振りを覚えて、踊りを極めて、沢山のお祭りに参加して、最大限に関わりたいと意気込んでいたのに、それができないという悔しさの壁に直面しました。また、たまにしか練習に参加できず先輩や社会人さんに自分は覚えられているのだろうか、なんて不安な気持ち+人見知りでなかなか同期以外のメンバーに自分から交流できませんでした。
それでもたまに練習に参加できた時にはみんな積極的に明るく接してくれて、踊る事もすごく楽しくて、私にとって斬桐舞は安心できるリフレッシュの場であり、だからこそ少し感情のブレがあっても今日まで前向きに続けられたのだと感じます。
留学に行ってからもYouTubeに斬桐舞の動画が上がるのを海の何kmも向こう側で誰よりも楽しみにしていました。留学先で斬桐舞をみていると、数ヶ月前に入舞したばかりの現2年の成長の早さや、同期や先輩の踊りの磨きの掛かり具合にいつも感心されてばかりで、本当に舞員1人1人が輝いていて誇らしく、留学先の友人にも斬桐舞の動画を何回もみせました。笑
しかし、自分のサークルがこんなにも素敵なのだという誇らしさと同時にカッコ良すぎてなんだか自分には遠い存在のように感じてしまう事もありました。その感情+帰国してからもサークル外の事で忙しくしていた私は正直留学から帰国後も斬桐舞に戻るかかなり迷いました。けれど、留学前にみんなからもらった寄せ書きなどを見返して、大好きな同期と一緒に雙峰祭で引退したいという感情が強まり、戻ってきました!
戻った最初の練習に向かう時はとても緊張したけれど、体育館に入ればみんな名前を呼んでくれていつも通り温かい斬桐舞の様子がそこにあり、緊張を覆すほどの強い安心感を覚えました。
雙峰祭まで1ヶ月しかなかった上にその期間も練習に参加できない事も多かったけれど、新1年生含めみんなが私の振り入れに協力してくれたおかげで、なんとか雙峰祭当日ステージに立ち皆と踊る事ができました。
ブランク明けからだいぶ振りも思い出せ、後輩のよさ名も覚えてきて楽しくなってきた頃なのに引退なのがとても名残惜しいです:(
断続的ではあったけど入舞から最後の1ヶ月まで、ぜんぶ私の中では本当に楽しくて大事な思い出です。
こうやって不自由なく満足に活動できたのは決して当たり前ではなく、日頃の練習から私たちの見えないところまで沢山沢山努力を重ねてサークルを運営してくれたスタッフのおかげで、皆さんには本当に頭が上がりません。ありがとうございます。
改めて伝える機会はなかなか無かったけれど斬桐舞の1人1人が大好きだし、コロナ禍など大変な時代を乗り越えて先日無事引退式の日を迎えられたのはみんなの存在あっての事だと思います。
短い間でしたが本当にありがとうございました。
Mahalo, A’ hui hou!
きゅー

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